Macを無線に
無線の世界にPCは必須のアイテムになっていますが、圧倒的にWindows が使われていると思います。Macを既にお使いの方には釈迦に説法ですが、Windows ユーザーの方への情報として、何が出来て、何が出来ないか、という話です。
先に結論を言うと、基本的な機能は概ねあるが、Windows しかないソフトもある。例えば、Hamlog。ログソフトはあるので、Log、アワード管理、QSL カード印刷などは出来ますが、HQSLなど、Hamlog固有の機能は出来ません。(私は、WindowsでもHamlog使ってませんが、国内中心だと必須でしょうかね?)
具体的には、
①Macで、Windowsと同じソフトがある
WSJT-x、SmartSDR、FreeDV、TQSL(LoTW用データ作成)等
Webベースのものは、すべて問題なし(LoTW、eQSL、VOACAP他)
(無線専用ではないですが、MSのOneDrive、RemoteDeskTopもあります)
②Macで、Windowsと同等の機能のソフトがある
Logger32他ログソフト:RUMLogNGなど
CW Keyerソフト:RUMLlogNG内のキーヤーなど
③Mac版がなく、同等のソフトが見当たらない
Hamlog、ICOMのRS-BA1、SATPC32、CTESTWIN等
まだ、いろいろあると思いますが、私のWindowsPCで使っているのは、これぐらい。結局、国内限定のものは、Mac対応されていないものが多い、という感じでしょうか。個人的には、ICOMのRS-BA1などは、有料ですし、MacOS版もあって然りでは?と思います。③のソフトをどうしても使いたい場合、MacOS上で動くエミュレーターソフトを使う、という手もあるにはあります。(以前はBootCampでMac/Windowsの切り替えができましたが、CPUがINTELからMacに戻り、無くなりました)
RUMLogNGは非常によくできていて、Logger32で便利に使っている多くの機能(CATでの周波数取り込み、WSJT-xとの連携、CWキーヤー等)があり、問題なしです。その上Macでは、Windowsでお約束のCOMポートが何とかいうことがほとんど自動で行われ、WSJT-xとの連携もRIGを“DX Lab Suite Commandar”を選ぶことで、あっさりつながります。この辺りの心地よさが、Mac使いの人のMacから離れられない(Windows嫌いになる)所以だと思いますが、MacBookの高性能と併せて、とっても快適です。
とはいえ、私のところは、無線用のメインはWin11のHPのサーバー、サブ兼移動用がMacBookAir(リグはIC-7100M)となっています。メインのサーバーはリモートで、MacBookAirで(iPADでも)外出先からでもどこからでも開くこともできます。MacBookAirはバッテリーの持ちも良いので、外出中もバッテリーの心配をすることはほぼありません。Windows-Mac間のデータのやり取りは、OneDriveで出来るので、複数のWindowsPCでのそれと手間は変わりません。
ということで、Macも悪くないですよ、という話でした。
0コメント