続) Windows11互換性チェックNGのPCに導入
Win11への互換性NGという表示のHP WorkStation Z440へのWin11インストールの話を書きました。Z440については、TPM2.0にできたので、メーカーのサポート外ではありますが、一応Win11クリーンインストールで要件を満たしていると判断されたものと思っています。
一方、TPM2.0にできない古いPCはどうなのか、と、ネットを調べると、色々と注意書きがあって不安ではありますが、レジストリを変更してインストール時の要件チェックを回避してインストールする、という裏技があるそうです。 レジストリーエディターというアプリケーションがWindowsに入っていますが、それを使って、インストール時のTPMチェック、セキュアブートチェックをbypassしてしまうようにレジストリを設定変更してからインストールをする、ということです。(興味のある方は、Windows11インストール/レジストリ というようなキーワードでWEBで検索すると情報がたくさん出てきます)
ただ、この方法でインストールしたWin11が正常に動作するか、また、将来UPDATEで問題が起きないのかは分からず、間違いなくリスク承知の自己責任での対応、という位置づけです。Windows10をサポート終了以降も使い続けることのリスクは非常に高い(悪事を企んで待っている輩がいる)と言われるので、新しいPC導入までの一時的な対応ということなら、ありでしょうか? Microsoftもこのような裏技が使われていることを認識しているので、近いうちにこのような方法も対策されてできなくなるだろう、という記事も見かけました。
これ以外に、外付けのTPMモジュールをMBに後付けしてTPM2.0対応にするという道もあるようです。ただ、自分の持っているPCのMBと相性の合うモジュールを見つけられるのか、そもそも後付けするコネクタがあるのか、などなど、ハードルが高そうではあります。PC自作派でメジャーなMBを使われている方ならありかもしれません。
で、興味本位でですが、処分しようとしていた古いThinkPad L420 ( i5-2520M:2011年製 新品時Win7をWin10にUpdate TPM1.2 )があるので、レジストリ変更でのインストールを試してみました。結果は、インストールでき、動きました・・。安定して動作してくれるのかどうかは全く??ですが、一応動いてます。
ライセンスも認証され、Windows Updateも正常に機能して、2025-03の累積更新プログラム含め、諸々のUpdateは、ここまではインストールできているようです。因みに、i5-2520M/8GBメモリという貧弱なシステムでも、Win11は、重くてどうしようもないというほどではなく、それなりに動きますね。ノートPCとしては、昨年MacBook Airを買ったので、このWin11を入れたノートPCを現役として使い続ける気は全くないのですが、引っ張り出して1日遊んだところで少し愛着が湧き、この際、安いUSBカメラを数台接続してANT監視等のモニターTV的にでも使いながら、暫くこのWin11の先行きを見守ろうかと・・。
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