Windows11互換性チェックNGのPCに導入

 Windows10のサポートが今年10月で終了とのことで、今のPCをどうしようかと思案していました。普段使いのPCは、Core i7-8700で、「Windows11の準備が出来ました」という表示が現れて何事もなくWindows11にUpdateされました。

 問題は、無線用に、長時間SW入れっぱなしを想定して使っているワークステーションHPのZ440です。CPUがXEON E5-1620v3、2016年7月発売という古い機種です。TURBO DRIVEというPCIeに挿すM.2SSDを搭載し16GBメモリーという仕様で、無縁用途では今もストレスなく使えているのですが、Windows UPDATEでは、互換性がない、という表示でした。

 Windows11の要件を調べてみると、問題はTPM(Trusted Platform Module:デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供するためのモジュール)のバージョンで、TPM2.0が必要とのことです。Z440はTPM1.2になってます。HPのHP上では、Z440はWindows11の対象外ですが、オークションでこの機種にWindows11を入れたものが売られており、手があるのではないかとネットで探してみると、TPM2.0に上げるDriverがあるようです。万が一のため、今のシステムをクローンでバックアップを取ったうえで、ダメ元で入れてみると、一度やってだめ、二度目やると何故か、OK!これで、BIOSをチェックすると、ちゃんとTPM2.0でENABLEにできました。

 では、と、WINDOWS11のインストールアシスタントをダウンロードしてアップデートでのインストールを試みると、互換性無くNGと弾かれてしまいました。それでもめげずに、USBのインストールメディアを作ってクリーンインストールをやってみると、導入出来ました。うーん、やってみるもんだ。この方法だと、Driver類は問題なくデバイスマネージャーでもエラーなしで動きましたが、Windows10でインストールされていたアプリは再インストールが必要です(JTDXとか)。データのファイルは維持されているようなので、インストールの手間は煩わしいですが、この際、アプリをすべて最新バージョンで再インストールしました。その後、動作させると、今のところ問題は無いようで、一安心。

 ということで、Z440を使っている方はあまりいないでしょうし、参考にする方はほとんどいないだろうと思いつつ、互換性NGの表示で無理かと思ったZ440 WSにWindows11が入った件でした。

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ミシガン州に仕事で単身赴任で3年暮らすことになった時に、無線と野鳥-Great Lakes State-と題してこのHPとブログを始めましたが、2020年1月末に帰国になり、改めて、この題名で再開しました。このページのBlogの他、上部のMENUのリンクにアメリカの時の情報も残しています。< de JA1AGG, also WJ6J >

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