JA主催のコンテスト
今年は、WからJA主催のコンテストに参加しました。All Asian DXは大規模で、時間も長くちょっと手に余る、ということで、
Japan International DX Contest :JIDX
Asia Pacific Sprint Contest :AP Sprint
等に主に参加しました。
JIDXは, 春のCWと秋のPHONEの2回、AP Sprintは、2月に7/14MHzのCW、6月に14/21MHzのSSB、10月に14/21MHzの CWの3回の開催です。今年はこの5つのコンテストにすべて参加して、まだ結果が未発表のJIDXのPHONEを除き、すべて入賞を果たすことが出来ました。この他に、広島WASとKCJコンテストにも参加しました。入賞したと言っても、じつは、大してQSO数は多くなくて、他に北米からの参加が少なく、部門別では参加局が私だけだったりするので、申し訳ないようなものですが、コンテストに頑張られているJA各局にWからのポイントとマルチを提供できると思い、参加できる時間を何とか確保したいという気持ちが湧いてきます。
Wからこれらのコンテストに出て思うこと
JIDX:比較的参加局はいるが、それでもランニングし続けるほどの参加局はなく、最初の賑
わいがすぎると、CQ連発のJA局があちこちに聞こえる一方、こちらからのCQへの応
答もあまりないので、コンテストの時間に対して参加局が少ない、ということになの
かな、と思いました。どのコンテストもCWの方が参加局が多いのかもしれませんが、
特に秋のPHONEの方が少ない印象でした。SSBにはCONDXも厳しいですね。
APS:時間が短く、少し特徴のあるコンテストで、参加局は限られているようですが、私は
短い時間に集中できるのは有難いです。難しいのは、時間とバンドが決まっているの
で北米からの参加だと、ほぼモノバンドにならざるを得ないことですね。今年の状況
では、15mでは何も聞こえませんでした。時間が限られているので、バンドを絞って
交信が成り立つように、という意図と理解していますが、6月、10月も7MHzがあった
方が局数は上がると思うので、3回とも40mを含めて欲しいな、という感じです。
同じ条件での戦いなので、これも考えて参加するということですが。
他 :広島WASコンテストは、地方主催なのに海外局OKで、得点は国内の県外局と一緒に競
うことになります。CONDX次第ですが、Wはともかく、アジアの海外局との競争とい
うのも面白いように思うので、他の地方主催のコンテストでも海外局OKのものが増え
欲しいと思います。(ルールや結果等の英語化対応などが必要で大変ですが)
全体:JA主催のコンテスト、特にPHONEには、海外の日本人局は有利だと思います。日本語
でコールとナンバーを交換できるので、間違いが少なく、また日本語で大丈夫という
ことで呼んでもらえるチャンスは増えます。
今のCONDXではローバンドが結構使えるはずですが、日本のバンドプランのややこし
さ(75mSSBの途切れ途切れのバンド、40mSSBの日本とWのPHONE周波数の違い:
WはLSBで7128以下に出られない)は、改めてJA主催のコンテストのハードルになっ
ているのでは?と思うところもあります。160mのFT8の周波数も何とかした方がいい
と思いますが、どうしようもないのでしょうか?
JAにいた時は、なかなか入賞も出来ないし、ワッチのみとか、珍しいところだけを呼んでみたり、という程度でしたが、コンテストにこちらから参加してみて、改めて事前に目標を設定して参加するのも面白いな、と思うようになりました。
今はFT8全盛で、CWは閑古鳥、SSBもバンドが開けていてもだれもワッチしていないのかな、という感じで寂しいです。日本の住宅事情ではFT8でたくさんのQSOができることがHAMの楽しみを広げていると思う一方、コンテストのようなイベントで改めてわくわくするような体験ができると、HAMという趣味を長く楽しむことができる要素にもなると思うので、小規模な設備で短時間でも楽しめるコンテストのアイデアが何かないでしょうかね?
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