キュビカルクワッド製作 6:評価編
以前に使っていた3エレのクワッド、このアンテナの直前のDB18eの3エレ八木、これらと比べての、今回の自作2エレクワッドの独断での評価は以下です。
・飛びは、正直なところ、DB18e(3エレ)との差を感じない(遜色ない)CQでの2エレと3エレの差は、1-2dBですが、ちょっと運用したぐらいでは実感はありません。受信は、朝の17mでカリブ局を多くの局が呼んでいるときに、各局の送るリポートを自分のデコードでのdBと比較すると、概ね同等以上で、少し安心しました。今後、超DXが出てくると、他の局が呼んでいるのに聞こえない・・・で実感することになるかも。
・指向性は、北西に向ければEU、北東に向ければW、南西に向ければBYやアジアが聞こえる、という風にわかるので、それなりのビームアンテナになっている。指向性は、DB18eよりも甘い感じはする。
多少でも、定量的に、と、15mFT8で、CQを連続していた5W1SAでANTを振ってみると、下のような感じ。FT8のSNRは背景のノイズやQRM等の影響もあり、そのままFB,FS比とは見れないと思うが、ビームとしてそれなりに働いていることは確認。(前半がフロント、真ん中辺りがサイド、最後の方がバック)
・ノイズレベルは、少し悪化かも。この原因はもしかすると指向性が多少甘くなり、今までよりもサイド・バックのノイズを拾うのかもしれない
・SWRは14MHzは14.0-14.2で1.2以下で問題なし、18はバンド全体1.3以下ぐらいでこれもOK。21は最初は最良点で2.0ぐらいだったのでQマッチのケーブルを止めて50Ω直結にしたところ、21.25辺りで1.0近くになりましたが、高めにずれているので、バンド下端では1.7位になりました。ATUを使って運用しています。
あとは、耐久性ですが、元々、DB18eのメンテ期間の代替なので、1年も持ってくれれば十分なので、これから様子を見ようと思います。REFのエレメントがブームへのXマウントの締め付けが不足のようで、強風で回転してしまっているので、何か対策が必要そうです。
このアンテナ製作で、一番強く思ったのは、飛びとか、性能とかよりもとにかく、自分で設計し自作したアンテナでQSOすることが楽しい、ということでした。いつでもできそうないわゆる雑魚のDXとのQSOも、あー、できた、という満足感があります。ハムの原点を改めて思い出しました。
ということで、DB18eの故障から思いついて約4か月、楽しいアンテナ製作でした。6回に及んだ記事も完了とします。(ご意見、質問、他あれば、どうぞ)
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