FT-2000D vs TS-2000S聴き比べ
今更、こんな古いRIGの聴き比べ、なんて、すみません。今も、このRIGを使っていて最新のRIGを持っていないので、誰の参考にもならない比較です。
今日、15mのCWでZ68BBという局が夕方聞こえていました。あまり強い信号で無くて、5NNTUとリポートしましたが、リアルには539-559QSBという感じでした。
丁度良い信号だな、とANTをFT-2000DとTS-2000Sに繋ぎ変えて聞いてみたところ、
FT-2000D:目的信号は一番力強く聞こえる気がするが、雑音の質が固い(高い)感じでCWを聞き取りにくい感じ
TS-2000S:目的信号も雑音も丸い音の印象で、S/NとしてはFTとあまり変わらず、で、雑音が丸い(高音成分が目立たない)音である分、聞き取りやすい印象
この八重洲とケンウッドの音の話は、昔から、大体こんな感じの評価だと思いますが、改めて、久しぶりにそれを確認した次第。いずれのRIGもNRが付いていて、IF段もDSP化されていますが、やっぱり昔のアナログの時の評価と変わらず、ですね。これが、最新のRIGだとどうなっているのか、聞いてみたくなりました。
尚、ついでに、ほとんど最近は出番のないELECRAFTのK2も聴き比べましたが、これまた昔の評価を改めて確認する形でした。
K2:信号は一番頼りなく聞こえるが、雑音も一番低く、S/NはむしろこのRIGがベスト。ただ、QSBで信号が落ちると、このRIGが一番聞こえなくなるかもしれない。
FT-2000Dは使いやすい大きなダイヤルとアナログメーター、2波受信、200Wなどが気に入っており、TS-2000Sの方は、V/UHFまでできるのと、音がやはり聴きやすく、またデザインも気に入っているので、買い替える気にならず、と、この2台の「2000」が未だメインとして仕事しています。
お金を掛けるなら、RIGよりもANTと思い、最新RIG購入はずっと考えてないですが、もう2000年から20年以上経ってしまったので、そろそろ、考えたいような気もします。TS-2000Sの後継機で、V/Uまで出来て、HF/50が200Wの機械を出してもらえないかな?そうしたら、眠っているTS-480HXと併せて3台売っぱらって購入資金の足しにして買いたいです。
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