ロシア局とのQSO
ハイバンドのコンディションが上がって、各バンドで賑やかに欧州・ロシア等の局が聞こえてきています。10mFT8で欧州局とのQSO後にロシアの局に呼ばれたので、普通にリターンしQSOしました。ウクライナの問題でロシア局から呼ばれたときに、おっ、と思うわけですが、呼んできたロシア局は、どれぐらいリターンをもらっているのだろうとそのままワッチしていました。その後、F応答あり、JA応答あり、HL応答あり、DLなし、OHなし・・・という感じでした。リターンしない局が意図をもって答えていないのかどうかはわかりませんが、各局、それなりに冷静に対応しているように思います。
ウクライナの戦争の被害は目を覆うばかりで、このような戦争をなぜやらないといけないのか、と誰もが思うのですが、それとHAMの世界の関係は?というと、この戦争の影響をHAMの世界に持ち込む必要はないのでは、とも思います。ウクライナの人は、ロシアのHAMとの相手なんかしたくないと思うのは当然でしょうし、世界の人でも、ロシアという国の行為は許せないから、ロシア局もHAMから排除すべき、という人もいるのも理解はしますが、例えば、独裁国家の極みといえる北朝鮮からP5の運用があった時に、今ロシア局とのQSOを拒否している局が同様にP5も呼ばないという行動を取るのか、強くこの国の行動を非難している国の一つ日本の、アマチュア局が、世界の先頭に立って大パイルを起こすのは想像に難くありません。その時には、政治とHAMは全く別だ、と言うのなら、ダブルスタンダードと言われるかもしれません。
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