いちょうの芽
さくらが散り始め、色々な花を街で見かけますが、秋に街を見事な黄色で楽しませてくれる街路樹のいちょうが芽を吹いていました。
冬の間、葉をすべて落とし、寒い冬を超えた芽から、緑の小さな葉っぱの赤ちゃんが花のように出てきていました。いちょうは生命力が非常に強く、秋に落ちたぎんなんも植えればよく芽を吹くそうですが、とにかく、小さな葉っぱが可愛いらしいです。
ところで、いちょうは街路樹ではおなじみなのに、山(野生)ではあまり見かけない理由をご存知でしょうか?樹木の実が、鳥に食べられて運ばれ、どこかで糞となって芽を出す、という自然の仕組みがありますが、いちょうは、実を食べる鳥や動物があまりいなくて、いわゆる自然のエコシステムから外れているのだそうです。
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