ANTの高さを変えた時のDX信号強度
今朝はあまり目ぼしいDXも聞こえず、一通りワッチした後で、17mで普段から気になっていたANTの高さとDXの聞こえ方をテストしてみました。
クランクアップタワーで最低の設定の11mから一番上の24mでFT8の信号の聴き比べです。上下するのにある程度時間が掛かるので、その間のQSBの影響はあるので、正確な比較にはなりませんが結果は、以下でした。17mバンドで受信の対象は南米CXの局で、ずっとCQまたはQSOをしていたので、下の数字では、30秒ごとのFT8でのdBです。ANTは3エレで、24mから下降して17m辺りで少し停止、再上昇、再下降、17mで少し止めてから11mへ下降。そして11mから再上昇。この間、トータルで約20分強です。
24m -11,-16
下降 -13,-13,-14
17m -10,-09
上昇 -10,-09,-10
24m -12,-11
下降 -11,-12,-11
17m -10,-10,-10
下降 -11,-12,-12
11m -10,-11
上昇 -13,-11,-13
17m -14,-13,-14
QSB/QRMもあるとは思いますが、数字はあまり変わらない、という少し「がっかり」の結果でした。最低の-16dBは24mの高さの時。昇降中は、少し数字が悪いのはノイズが出るのかもしれません。17mバンドなので、17mで1λ、この程度あれば十分でそれ以上上げてもあまり変わらないが、11mでは低すぎる、なんていうイメージを勝手に持っていましたが、11mでもしっかり聞こえてます。
普段、15m辺りの高さを待機高さにしていて、10m/s以上の強風の時だけ、最下降させます。待機高さ付近で運用することも多く、風もなくて今日はDX!という時に最上昇していますが、何だか上げても変わらないという結果に拍子抜けでした。
次に機会があれば、より打ち上げ角にシビアに影響していそうな40mや80mバンドでもやってみたいと思います。
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