車の話:FIAT500

DXの方はコンデションも今一つ。週末中心の運用であまりLOGが進みません。Z21RUも、以前のPEDIで出来ているバンドは追いかける気力も湧かず、6mも夏至のピークを感じるような盛り上がりもないDXの梅雨状態、というところです。

それで、まったく違う話題で、車の話です。ヒョンなことから、昨年FIAT500という車を買いました。とにかく小さい車を早く手に入れたいということで、ディーラーの在庫車でしたが、期待に(良い方に)反して、すごく気に入っているので、ご紹介します。

右がそのFIAT500ですが、ルパン3世で有名な左の昔のFIAT500の現代復刻版の小さな車です。 全長 3,570 mm x 全幅 1,625 mm x 全高 1,515 mm 価格: 233万 エンジン: 1.2 L 直列4気筒 4人乗り、という仕様なので、軽自動車並みの短さ。もちろん、狭いですが、前席は実用上問題なし、後ろの席に時々乗る家内は、大丈夫と言ってます。

色々とご紹介したい個性的なことがあるのですが、とにかく運転すると必ず乗り越えないといけない「違和感」は、ATです。カタログ上、下のように、とってもポジティブに表現されてますが、普通のATでなく、マニュアル5速を機械がギアチェンジする、という仕組みなので、各スピードでギアチェンジが明確に分かりますし、エンストに近い事象も条件によって起きるというユニークなものです。ATモードなら、扱いは普通のATと同じ、と言いながら、勢いよくアクセルを踏んでいると、ギアチェンジの時にがっくんとなったりします。一番怖いのは、地下駐車場のような急な坂を低速で行く時で、2速で登れなくなった時に1速に落ちないで、そのまま止まりそうになるという現象が、かなりの確率で起きます。対策はマニュアルモードで1速で行く、なのですが、初めての時はどうなるか、と思いました。

その他にもユニークなところはたくさんあります。内装で、エアコンのSWがない、と思ったら、FANのSWを押し込むとACがONになるというクイズみたいな仕組み。PWのSWはドアで無くギアの横です。慣れればOKですが、つい、ドアの方に手が行きます。CITY SWという謎のSWもあります。これ、押してもすぐには何が起きたのか分からないのですが、パワステが軽くなるような機能です。何それ?と思いましたが、多分(私の推定)、イタリアの狭い街での縦列駐車のような場面で、ハンドルをぐるぐる回す状況を助けるのかと。私もベルギーに5年弱駐在したことがありますが、縦列駐車にはいつも苦労しました。

意外と(失礼)、オートクルーズなんて機能も付いているのですが、運転中ハンドルで見えない位置に出ている棒スタイルのSWで、使い勝手は無視して、無理やり付けたのか、って感じです。後は、ガソリンを入れるキャップを開けるのに、室内からは開錠できず、キーを挿して開けるのですが、コツを知らないと空回りして空かない仕組みになっていて、はじめはまごつきました。

何となく悪口っぽくなりましたが、実はとても気に入っています。燃費は遠乗りで20km/Lぐらい。街中は15-16km/Lというところでしょうか。パワフルでもなく、静かでもなく、乗り心地も素晴らしくもないですが、意外としっかりとした剛性感はあり、十分という以上に楽しく運転できます。過去に3.5LのSUVとか、小型のハイブリッド車とか、輸入ワゴン車とか、色々と乗って来ましたが、この歳になって、こういう車ですごく満足感を感じると思ってなかったので、自分でも意外ですが、暫くはこの車に乗り続けたい、と思うこの頃です。

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ミシガン州に仕事で単身赴任で3年暮らすことになった時に、無線と野鳥-Great Lakes State-と題してこのHPとブログを始めましたが、2020年1月末に帰国になり、改めて、この題名で再開しました。このページのBlogの他、上部のMENUのリンクにアメリカの時の情報も残しています。< de JA1AGG, also WJ6J >

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