iPAD Air2のバッテリー交換

5年前ぐらいに買ったiPAD Air2が、充電してもすぐにバッテリー切れ、という状態になりました。もう、十分使ったので諦めるか、と思いつつ、便利なので、また新しいものを買う前に、バッテリーの交換はできなものかとネットを探すと、3千円弱で、新品のバッテリー、交換工具付、というのがありました。

交換方法は、と、探してみると、ビデオなどで方法を説明するWEBもあり、ダメ元、とやってみました。

結論は、

・交換でき、バッテリーは正常になった。
・解体するときに、液晶を少し傷めた(実用上は問題ない程度だが)。
・疲れた。 

手順は、概略
1)前面の液晶を周辺に薄いものを差し込みながら剥がす
2)前面パネルを剥がしたら、バッテリーの接続部分をはずす
3)バッテリーを外し、新しいものと交換
4)前面パネルを貼り付けて終了

最初は、たまたまあった薄いアクリルを差し込んだ。ほんの少し、ガラスのパネルが浮き始めた。

やっと隙間が大きくなり、KITに入っていたピックが入るようになった。ここまででかなりへとへとです。

やっとパネル全体が剝がれたところ。

バッテリー接続端子のねじ。ピックの横にあるの、見えます??

バッテリーも結構接着剤が付いていて、剥がすのに一苦労。因みに新しいのは貼り付けないで入れただけです。

書いてみると、簡単そうですが、1)に一時間以上悪戦苦闘した。何とかやっと開けたが、バッテリーも接着がしっかりされていて、また外すのにまた、苦労した。バッテリーの結線部分は、見えないぐらい小さなねじを外し、本当は、その周りのユニットも外さないといけないらしいのですが、無理やり引っ張ってしまい、結線部分をちぎってしまいましたが、新品の方は、何とか取り付けられました。

あまり、お勧めできないですが、もしチャレンジされる方がいれば、コツ・注意点は

①最初に周辺の白い部分を十分に温める(私はドライヤーで温めましたが、カイロみたいなものを載せて温めた方が作業性が良いと後から思いました。ただ、3-40度では足りないかも)
②最初は、全然隙間ができないので、とにかく薄くて固いプラスティックみたいなものをたくさん用意して、気長に周辺に差し込む。下側に接続ケーブルがあるので、上側から取り掛かる。
③剥がすことが出来たら、極小のねじを外すので、無くさないように。
④バッテリーも接着剤がたくさん付いていてなかなか剝がれないが、バッテリーを破損しないよう、丁寧に剥がすこと。

多少、傷んでしまった液晶は、側辺の下の方で、上の方が開いたので、調子に乗って無理に力を掛けてしまったようです。(下の写真の黒い紐みたいな部分)

100%充電し、その後使ってみると、電池の充電レベルの下がり方は遅くて、大丈夫そうです。

リチウム電池は、発火の話を聞くこともあり、ちょっと不安は感じますね。ところで、こういう製品をいかに薄く作るか、また、それでも質感や強度を持たせるか、ということにはとても感心しました。使い勝手と併せて、画期的な製品と思います。初代iPADを買ったときに、家族からは「何それ」と冷たい目で見られましたが、今や一人一台+寝室用、みたいな感じで、必需品です。以前のiPODも、スマホも、そしてiPADもバッテリー交換はできない前提、みたいなところは、SDG'sの時代に反している、なんていう大袈裟な理由でなく、面白いからやってみたい、ということで、チャレンジしてみました。

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ミシガン州に仕事で単身赴任で3年暮らすことになった時に、無線と野鳥-Great Lakes State-と題してこのHPとブログを始めましたが、2020年1月末に帰国になり、改めて、この題名で再開しました。このページのBlogの他、上部のMENUのリンクにアメリカの時の情報も残しています。< de JA1AGG, also WJ6J >

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