Windowsのブルースクリーン
ここの所、PCの調子が悪くなり困っていました。やっと復旧?したようなので、トラブルの一つの例としてシェアします。
発端は、突如Windowsが停止してブルースクリーン。最初のころは、ごく稀に発生して、自然に復旧していたような記憶ですが、それが毎週起きるようになり、そして毎日。毎回復旧はするのですが、これはどう考えてもおかしい、と、色々と疑って試行錯誤。
まず、WindowsのUPDATE。この現象が出るよりも前の状態にリカバリーしてもダメなので、どうも違うようだ、と考え、次はメモリー。以前にメモリーを増設したらブルースクリーン連発、の経験があり、元々の8GBに後から8GBを足したこのメモリーが悪さをしているのか、と8GBに戻してみましたが、これも現象が止まらず、ということで、次にSSD。HDDからSSDに交換して約一年。安物のSSDは一年以内で壊れる、という記載をネットで読み、確かに買ったSSDは値段の安いものだったので、早くて快適、と思ったのは甘かったのか、と思いましたが、これも元のHDDに戻しても現象変わらず、今回は関係なしと判断しました。そうすると、いったい何なのか?
トラブったHPのWork Station(Z420)を別のPCに置き換えて調べようと思い、STEPPIRのコントローラに繋げているRS232CのためのPCI-Eボードを付け替えました。すると、同じ現象が別のPCにも発生し、これは、このPC-Eボードのせいなのか、と行きつきました。ずっと使ってきて、これまで問題なかったので疑いませんでしたが、このボードが壊れたようです。デバイスマネージャーにもエラーは出ていないので何か散発的な問題の出方なのでしょうか。WINDOWSのイベントログには、WINDOWSの予期しない停止、というようなエラーしか残っていません。DRIVERを再インストールしてもダメで、このボードは諦めました。そして、新しいPCI-EのRS232Cボードを買おうか、と、ネットで探し始めましたが、その前にジャンク箱の中に何本かRS232C-USB変換ケーブルがあったはず、とひっくり返して探すと、新旧4本も出てきました。相当古くてXP時代のものもあるので、一本づつUSB端子に差してみると、2本は挿しただけでCOMポートとして認識されますが、2本は、デバイスマネージャーで?マークが付き、DRIVERが見つかりません、となります。ネットで調べると、チップの種類・年代でDRIVERが異なるようです。ダウンロードはできそうですが、またトラブるのは嫌なので、自動認識されたケーブルで繋いでみました。すると、ばっちり繋がりました。最初からこの方法で良かったのに、RS232Cボードを付けていたのは、STEPPIRのコントローラーはRS232Cのクロスケーブルが必要だから、という理由だった記憶ですが、USBーシリアルのケーブル(ストレート相当と考えて)にジェンダーチェンジャー(オスメス変換アダプタ)を付けて、その先にシリアルのクロスケーブルを繋げば問題ない、と改めて気づきました。
これで、3週間ぐらいトラブっていた状態から何とか直って一件落着。
ネットで今回色々と学んだのはそれなりに得られたものもありました。特に気になったのはSSDの寿命の話で、改めて、各PCのバックアップを取り直しました。SSDはアクセス動作回数で寿命が来る、というので、機械的な動作のHDDよりも寿命が格段に長い、という思い込みがあったので気になりました。
教訓
①WINDOWSのハングアップ・ブルースクリーンの原因は思わぬところにある可能性も
②USB-RS232C変換ケーブルは、自動認識されるものがお勧め
③ハングアップは忘れたころにやってくる。バックアップは怠りなく
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