PSK31やCW
FT8モードは素晴らしいモードと思います。小さな設備、低調なCONDXの条件でもDXとのQSOを可能にしてくれます。Wにいた時に、自宅の2階室内に設置したDPに20-30W 程度で、WASが出来、その間、ワクワクしながらQSOを楽しみました。
帰国して、3エレ八木に100Wと、それなりの設備を準備し、FT8モードを使っていると、急に他のモードが恋しくなりました。EUやW等は、たくさん見えるし、呼べば、嬉しいことにそれなりにリターンももらえます。たくさんの局が競って呼ぶ珍DXでなければ、QSOできるかな?というワクワクはあまりありません。そして、QSOにはコールサインとSNR情報以外は何もないので、QSO後に残るものがあまりないのが寂しいです。
Fldigiというデジタルモードのソフトを再インストールし、Wに行く前の2016年まで良く出ていたPSK31の周波数(14.070等)を聞いてみました。しかし、FT8と比べると、かなり局数が少ないようです。20mで、EUやWでは、まだ出ている局はいて、数局とのQSOが出来ました。PSK31もかなり小規模の設備でQSOでき、名前やQTH,リグ・ANTの紹介などもでき、ドイツはこんな気候か、とか、ロシアから20WにGPでも良く聞こえているな、とか、QSOの楽しさがあります。PSK31に出ている局は、ほとんど50W以下で、きっとFT8で出来ないこういう愉しみを感じているのでしょう。必ず、RIG/ANTの紹介やWX、多少のコメントなど送っています。DXCCを追いかける、というのも、愉しみですが、世界中の人とコミュニケーションできる楽しさ、という点では、FT8だけではもったいないですね。
そして、CWやSSBですが、国内ならQSO相手を探すことはできますが、それもJCC他599TU的なQSOが多いですね。DXと、CWで、のんびりと天気やリグ・ANTの紹介などをするQSOが出来る機会は、本当に少ないです。CQを数回出しても応答がなかなかないので、あきらめますが、昨日、20mのCWのCQに、JR6のFT-817にINVをお使いの局からリターンをもらいました。589で十分な信号。QRPでもいい信号だねぇ、と感心。17mのCWのCQに、応答をもらい、12mにQSYを依頼されて、もう一回QSO。そのあとで、12mCWで続けて別の局からもコールをもらい、12mのCWで呼ばれることもあるんだ、とうれしくなったり。こういうのも、本当に楽しいです。一方で、少し珍しいDXが出てSPOTされると、呼ぶ局がたくさん出てくるので、DXとも十分にQSOできる設備を運用している局数が急に減ったということでもないと思います。
Wの室内ANTの時はFT8でも十分Excitingだったことを思うと、贅沢な不満とも言えるのですが、でも、もう少し皆さんに、FT8以外のモードにも、出てほしいなあ、と思うこの頃です。
<追記>これを書いた夕方に、17mCWでCQを出していたら、EUから続けて呼んでもらえました。皆さん、出て欲しい、でなく、自分がもっと出ないといけない、と反省しました。失礼しました。
0コメント